今すぐ実践!3ヶ月以内にあなたのお店の売り上げを劇的にあげる方法!
お店の売り上げが伸びず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
一生懸命お店を経営しているにもかかわらず、一向に売上が上がらない!それどころか、日に日に売上が下がる一方だ!そんなお店も多いかと思います。
しかしながら、特別なことをせず、ほとんどコストもかけずに劇的に売り上げを伸ばす方法があるとしたら、信じられますか?
そんなの嘘だ!騙されたりさないぞ!
そんな声が聞こえて来そうですが、経営について少しでも学ぶ機会があれば、それが嘘でないことがわかります。
というわけで、今回はお店の売り上げを劇的に上げる方法について研究したいと思います。
お店の売上=客数×客単価
お店の売り上げの構成は次の式で表すことができます。
客数×客単価
ということは、このどちらかを増やせばお店の売り上げが上がるということです。
つまり売り上げを増やす方法はたった二つ。
- 客数を増やす
- 客単価を上げる。
最終的に両方とも増やすことができれば、お店の売り上げが劇的にあがります。
では、どうやったら増やすことができるのかを一つづつ考えてみることにしましょう。
客数を増やす
単純に、来てくれるお客さんの数を増やせばお店は繁盛します。
多くのお店は、それがわかっているから広告を出したりして集客しようと努力します。
しかし、これが非常に難しい。難しいから多くの飲食店が閉店していくわけです。
客単価を上げる
客数を増やすことができないのであれば、お客さんがお店で使ってくれるお金を増やせば売り上げが上がります。
ただし、客単価を上げようと値上げをしてしまうと、逆にお客さんが来なくなってしまう可能性もあります。
客数が増えていない状況では、値上げをすることは難しいでしょう。
新規客を集客しなくても来客数を増やす方法
来店してくれるお客さんの種類は2つ。新規のお客さんと、既存のお客さんです。
このうち、新規のお客さんを増やすのが一番大変です。チラシや割引券を配ったりしながら、何とかお店の存在を知ってもらい、来店してもらおうとするのですが、なかなかうまくはいきません。
ならば、既存のお客さんの来店回数を増やせば、月の来店客数が増えることになります。
単純に、月1回来店していたお客さんだったら、その月にもう1回来てもらえれば、新規のお客さんを1人獲得するのと同じです。
そして、たまたま新規で来てくれたお客さんが、2回目もまた来てくれるようなお店にすることです。
2回目に来てくれたお客さんなら3回目も来てくれるように、3回目に来てくれたお客さんなら今後は定期的に来てくれるようにすれば、お客さんは減ることなく繁盛させることができます。これをしないからあなたのお店が繁盛しないんです。
穴の空いたバケツに、水を入れても一向に水はたまりませんよね。
それと同じで、既存のお客さんがその後も店に通い続けてくれるような魅力的なお店ではないから、たまたま来た新規のお客さんを常連客にすることができないんです。
しかしながら、宣伝や営業などを行う集客が苦手でも、既存のお客さんを喜ばすことなら今日からでもできますよね。
既存のお客さんが次も来てくれるというのは、あなたのお店がその人にとって必要な存在になりつつあるということです。
多くの人に必要な存在になれば、お店が無くなることはありません。
来てくれたお客さんに、この店が必要だと思ってもらえるお店であれば、ちゃんと繁盛します。
逆に繁盛していないのは、必要とされていないと考えなければならないわけです。
既存のお客さんの来店回数を増やす方法
既存のお客さんの来店回数を増やす方法として、多くのお店がやっていることがポイントカードとサービス券の配布です。
これらによってお客さんがもう一度来店してくれる理由を作っています。
しかし、残念ながらポイントカードやサービス券では新規のお客さんを2回目の来店に結びつける動機付けとはなりません。
ポイントカードやサービス券が効果を表すようになるのは、少なくとも2〜3回目以降の来店からです。
自分の財布の中を見てください。
ほとんどポイントが溜まっていないお店のポイントカードだらけではないですか?
ポイントカードがあるからそのお店に行くと思うのは、何度も通うようになってある程度ポイントが貯まるようになってからではないですか?
新規でポイントカードを作ったから、定期的に行かなくちゃ!と考えることはあまりないですよね。
では、どうすれば新規のお客さんが2回目以降も来てくれるようになるのでしょうか?
それは、お客さんの感情を揺さぶるような驚きを与えることです。
感情が揺さぶられた事象は、記憶に残りやすくなります。そして、記憶に残った驚きをもう一度確認をしたくなり、必ず再来店してくれるようになります。
自分が体験した経験を、もう一度確認するという理由があるから再来店したくなるわけです。
つまり、来てくれたお客さんの期待を1%でも上回ることができたら、ポイントカードやクーポン券がなくても来店回数を増やすことができるのです。
値上げをせずに客単価を上げる方法
次に、客単価を上げることについてですが、客単価を上げる方法も2つあります。
値上げするか、注文数を増やすかです。
値上げをすれば、単純に客単価は上がります。しかし、提供するサービスに見合わない値段になると、お客さんが来なくなる可能性が出てきます。
一方、いつもの品数にもう一品追加で注文してもらえれば、その分の単価が上がります。
オススメのメニューを提案したり、空いたグラスやお皿を見て追加の注文を聞いてみるなど、お客さんと積極的にコミュニケーションをとるようにすれば、意外と注文数を増やすことが難しくなかったりします。
ただし、あまり何度も次の注文を促したり、オススメばかりしているとお客さんにウザがられます。
例えば、まだグラスにお酒が残っているのに毎回おかわりを聞いてくるとか、お客さん同士の会話を遮ってまでオススメのメニューを提案してくるなどなど。
これらの例は実際にとあるお店で体験したことなのですが、そういう体験をすると、次にまた行こうと思わなくなってしまいます。
逆に、店員さんに促されて、ついついもう一品頼んでしまった例もあります。
別の居酒屋で、本日のオススメメニューから頼んだ料理を食べ終わり、店員さんが器を下げるタイミングで「どうでしたか?美味しかったですか?」と話しかけられました。
「美味しかったよ。」と返事をすると…
「美味しいですよね。私も営業前に味見させてもらったんですけど、めちゃくちゃ美味しいと思いました。」
「今日のオススメだと、あとはこの〇〇もめちゃくちゃ美味しかったので、よかったら頼んでみてくださいね。」
こんなやり取りをされたら、「じゃあ、それちょうだい!」ってなりますよね。
そのお店では、注文を取りに来るとき以外でも、器やグラスを下げに来るときに店員さんとひと言ふた言会話をするので、だんだんと信頼関係が出来上がっていきます。
こうなると、店員さんというよりも親しい友人に勧められている感覚になるので、料理や飲み物を促されると普通に注文してしまっていました。
気がついたらいつもより飲みすぎてしまっていたのですが、とても居心地よく食事とお酒を楽しむことができました。
あまりガツガツと営業せず、親しい友人に気配りを見せる感じでお客さんと接するのがポイントのようです。
自然に商品の単価を上げるなら新メニューを投入する
商品の単価を上げるなら、既存のメニューの単価を上げるよりも、最初から単価を高くした新メニューを投入する方が値上げした感じが出ません。
ただし、いきなり他のメニューと価格帯が違うメニューを投入すると、なかなか注文してもらえません。
できれば、他のメニューよりも少し高いくらいの価格帯が良いでしょう。
さらにそのメニューを頼んでもらう施策として、そのメニューよりもさらにもう少し高い価格帯のメニューを用意します。
3つの価格帯の中で、真ん中の価格帯のものが選択されやすいという法則を「松竹梅の法則」というのですが、この法則によって、他のメニューよりも少し高い新メニューが選ばれやすくなります。
このような、お客さんの心理もしっかりと意識すると自然と客単価を上げることができるのです。
まとめ
では、本日の研究結果のまとめです。
- 売上を増やすには客数を増やすか客単価を増やす
- 新規のお客さんを増やすよりも既存のお客さんの来店回数を増やす方がコストも手間もかからない
- 来店回数を増やすには、来てくれたお客さんの期待を1%でも超えて感情を動かす
- 客単価を上げるには値上げするよりも、もう一品注文してもらう仕掛けをする
- 自然に商品の単価を上げるなら新メニューを投入する
お店の売り上げを上げるためには、常に新しいお客さんを集客してお店を回していかなけらばならないと思っていましたが、既存のお客さんを満足させるだけでも劇的に効果が上がることが今回の研究でわかりました。
チラシや広告を出すと、思った以上にコストがかかってしまいますが、広告宣伝費をかけた割に効果がなかったり、効果があっても利益には結びつかなかったというような話をよく聞きます。
しかし、今回の方法ならば大きなコストをかけなくても今まで以上の効果が期待できそうですね。
新規のお客さんも大切ですが、いま来てくれているお客さんをもっと大切にすることが大事なんですね。
それではまた、see you!