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小さな飲食店でも繁盛店になる秘訣を研究!

飲食店が繁盛するためにマーケティングが必要な理由とは!?

   

日々、飲食店を経営しながら、どうやったらお店にお客さんがいっぱい来てくれて繁盛するようになるのだろうと悩んでたりしませんか?

チラシを配ったり、値下げしたり、様々な方法で集客しようとしても、なかなかうまくいかなかったりしてますよね。

そうやって、色々やっているつもりなのに繁盛しないのには理由があるからなんです。

その理由がマーケティングです。飲食店経営者はマーケティングを知らないから繁盛しないんです。

本日は、飲食店におけるマーケティングについて研究したいと思います。

 

集客しなくても繁盛するのがマーケティング

飲食店にとって一番苦労するのが集客です。

飲食店を経営しようと思う多くの人は、料理が得意だからとか、特に難しい資格も必要ないから自分でもできるんじゃないか?と考えてお店を始めます。

しかし、お店を始めたのは良いけれど、どうやって集客したらいいかがわからず、思うように集客できないで悩んでいるというお店も多いのではないでしょうか。

お客さんが来てくれなければ商売が成り立ちません。だからこそ集客する仕組みを作る必要があります。

美味しい料理の作り方は知っていても、集客する方法を知らなければ経営はうまく行きません。美味しい料理を作るだけではただの料理人でしかありません。飲食店を経営するなら、経営者にならなければならないのです。

ほとんどの飲食店経営者は集客する方法を知りません。知らないので他店と同じようにチラシを配り、価格を下げてお店の体力を消耗させてしまいます。

そうならないために、しっかりとしたお店の価値を作り出し、お客さんが自然と来てくれるお店作りをしなければなりません。

 

マーケティングとは利益を得る仕組みを作ること

マーケティングと聞いて、どういうものを想像しますか?

  • 市場調査をして分析すること
  • 広告宣伝をすること

もちろんこれらもマーケティングの一部です。しかし、これはあくまでもマーケティング手法の一部であり、これらのことをマーケティングというわけではありません。

マーケティングとは、「顧客に価値を提供し、その対価として利益を得る仕組みを作ること」だと言われています。

マーケティングでは、お客さんがモノやサービスを得た先にどのような価値があるかをお客さんに伝えます。

すると、お客さんからは、「知らないことや気づかないことを教えてくれてありがとう!」と感謝されて買いたいと思ってくれるようになります。

このような仕組みを作り、自然と繁盛する仕組みを作っていくのが「マーケティング」なんです。

 

売ろうとするのは「営業」、売ろうとしないのが「マーケティング」

例として、セールスマンの話をしましょう。

一般的なセールスマンの営業は、モノやサービスの良いところを一生懸命説明します。説明して、お客さんに買ってもらおうと説得しようとするから売れません。

一方、優秀なセールスマンは、いきなり商品の説明などしません。お客さんとコミュニケーションをとり、どんなことに困っていてどんなことがしたいのかというヒヤリングをおこないます。

そこで得られた情報から、困りごとを解決してくれる商品や、したいことができる商品を紹介します。そして、それを買うと、お客さんの困りごとが解決することや、したいことができるということを説明します。

この違いがわかりますか?

一般的なセールスマンは、商品の説明を一生懸命しますが、それを得たお客さんがどんな価値を手に入れるかを説明できていません。一方、優秀なセールスマンは、商品の説明はそこそこに、それを得るとどんな価値を手に入れられるかを説明します。

この、優秀なセールスマンがおこなっている手法こそがマーケティングそのものなんです。

 

人に感謝されて利益を得るのがマーケティング

あまりいい例ではないのですが、世の中で訪問販売にダマされる人ってまだまだたくさんいます。これだけダマされている人が多いことが世の中に伝わっているのに、まだダマされる人がいるって不思議じゃないですか?

ダマされてしまう人でも、ただ闇雲に飛び込みしている訪問販売にダマされる人はいません。でも、ダマしまくっている悪徳な業者のテクニックは、まさしくマーケティングそのもの。彼らは売ろうとしないんです。

お客さんにとっての価値を提案し、お客さんから信頼を得ることによって商品の質の良し悪しに関わらず売ることができます。

もちろん人を騙すのは良くないことです。しかし、マーケティングというのはそれだけの力を持っているということです。

人を騙して利益を得るのは詐欺

人に感謝されても利益を得ないのはボランティア

そして、人に感謝されて利益も得るのがマーケティングです。

人に感謝される仕組みを作れば、集客をしなくてもお客さんが喜んで来てくれます。そうして利益を得ることができれば、苦手な集客に苦労しなくても、しっかりと繁盛するお店を作ることができるでしょう。

 

まとめ

それでは、本日の研究結果のまとめです。

  • 「マーケティング」は飲食店経営者が一番苦労する集客をしてくれる
  • 「マーケティング」とは市場調査や宣伝広告だけではなく、利益を得る仕組みを作ること
  • モノを売ろうとするのは「営業」、売ろうとしないのが「マーケティング」
  • 人に感謝されて利益を得るのが「マーケティング」

マーケティングによって、お客さんがどんな理由でお店に来てくれるのか、どうしたら自分の店を選んでくれるのかをしっかりと考え実行できれば、繁盛店となって集客に悩むことがなくなるというわけですね。

本日の研究によって、飲食店に関わらず商売をしようと考えた時に一番学ばなきゃならないのがマーケティングであるということがわかりました。

マーケティング思考を無視して、自分のやりたいことだけを形にした商売では、繁盛するわけがないということですね。肝に命じておきます。

それではまた、see you !

 

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